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岩永善信コンサート

岩手県コンサート

◆コンサート情報

タイトル 陸前高田ギターフェスタ
会場 陸前高田ふれあいセンター
〒 岩手県陸前高田市高田町字館の沖138[地図]
日時 11月15日(日) 開演13:00
入場料 1,500円
主催 陸前高田ギター愛好会
お問い合せ TEL:090−5355−2555(及川)

◆コンサートレポート・新聞・雑誌記事
■コンサートレポート

●2009年11月15日(日)午後1時より、岩手県陸前高田市のふれあいセンターにて第一回目となる「高田ギターフェスタ〜プロ・アマ交流」が開催された。 陸前高田市は人口約25、000人の小さな町だが、熱意ある地元クラシックギター愛好家により第一回 高田ギターフェスタが開催された。プロとアマとの交流を通して地元プレイヤーの技術向上を目指すとともに、新しいイヴェントにより地元の皆さまにギター音楽をもっと広めてギター人口を増やしていこうという主旨である。第一回目の今回のゲストは岩永善信氏を迎えた。 岩永氏を陸前高田市コンサートにお迎えしてから、今回で10回目となり節目の記念日となった。
昨日までの冷たい雨と打って変わって本日は15度という11月にしては珍しく温かい願ってもない日和となり出足好調にスタートをきった。(プログラムは下記参照)

第一部は地元のアマチュアによる6名の演奏。大舞台とあって緊張のあまり実 力がなかなか発揮できず残念な思いをする人が多かった。しかし、コンサー ト後の打ち上げでの各々の感想は、次回に向けて意欲満々の頼りになるアマチ ュアギタリストたちであった!
第二部、ゲスト岩永氏による約1時間のコンサート!さすがは一流プロ!繊細 さとダイナミックさで観客を魅了。言うに及ばす、素晴らしい演奏にひときわ 拍手が鳴り響いた!アンコール→5番街のマリー(スコットランド民謡)スペ イン舞曲第6番(E.グラナドス)
第三部 ゲストプロによる公開レッスンは、ワンポイントレッスン(1人20分) 3名のアマチュアに岩永氏がレッスン。的確な指導にレッスン生の音楽が劇的 に変化!!まさにビフォアー・アフター?受けた後には見違えるほどの音楽 を奏でているのにはビックリした。
聴衆の方からは、さすが、岩永さん!生徒さんのギターをポロンと弾いたら、 同じギターとは思えない音色が!!凄いですねぇ〜!!と感心しきりであった。 フェスタ終了後、本実行委員長が経営する居酒屋で打ち上げ。ここでもギター 談議が和やかな雰囲気の中行われ、岩永氏に質問が殺到した・・・・。
来年7月に気仙沼で第10回目のギターフェスタを予定しているが、また、岩永 氏をお迎えしよう!という声が上がっている。
高田アマチュアギタリストも頑張る予定である。

●第一部 地元アマチュアによる演奏:
1、及川慎治 アラビア風奇想曲(F.タルレガ)ひまわり(H.マンシーニ)
2、金野喜一郎 荒城の月変奏曲(滝廉太郎)
3、荒沢裕子 追憶(スペイン民謡)12のワルツから第6番(M.ジュリアーニ)
4、黄川田純一 ラグリマ(F.タレガ)
5、岩崎玲一 ブーレ(J.S.バッハ)アストゥリアス(I.アルベニス) 6、小松秀樹 ソレアーレス(N.リカルド)ブレリアス(P.ルシア)コーヒールンバ(J.M.ペローニ)
●第二部 プロの部: (岩永善信)
1、アンダンテ (B.ガルッピ)
2、組曲ニ短調 (R.de.ヴィゼー)
プレリュード・アルマンド・ブーレ・サラバンド・ガボット・ジーグ
3、2つのソナタ (D.スカルラッティ)
イ長調k474,ニ長調k491
4、無伴奏チェロ組曲 (G.カサド)
第一楽章 プレリュード―ファンタジア
第二楽章 サルダーナ(ダンサ)
第三楽章 間奏曲とダンサフィナーレ
5、動物の謝肉祭より (C.サン=サーンス)
ライオンの行進曲・白鳥 6、ガロッティン〜タルレガ賛歌より・ラファガ(疾風) (J.トゥリーナ)
●第三部 公開レッスン
1、熊谷浩昭 禁じられた遊び
2、黄川田純一 ラグリマ
3、及川慎治 アラビア風奇想曲


高田ギターフェスタ実行委員長 熊谷浩昭

【2010年(平成22年)<現代ギター1月号>掲載】



■新聞・雑誌記事

三陸新報記事 ●十弦ギターの名手として知られてる岩永善信さんをゲスト奏者に迎える「高田ギターフェスタ」(プロ・アマ交流)が、十五日午後一時から陸前高田市高田町のふれあいセンターで開かれる。入場チケットを発売している。
ギター音楽愛好者らでつくる同フェスタ実行委員会(熊谷浩昭委員長)の主催。当日は地元アマチュアによるパフォーマンス、岩永さんによるお馴染みの曲を中心とした演奏と公開レッスンが予定されている。
岩永さんは一九五三年大阪出身。パリ・エコール・ノルマル音楽院演奏家クラスを首席で卒業し、伊、仏の国際コンクールで第一位。
欧州での活動ののち、九〇年からは国内各地で、二〇〇〇年以降は海外活動も再開。気仙には何度も訪れているお馴染み。

【2009年(平成21年)<三陸新報11月10日号>より抜粋】



東海新報新報記事 ●「高田ギターフェスタ」(プロ・アマ交流)はこのほど、陸前高田市高田町の市ふれあいセンターで開かれた。10弦ギターの名手として知られる岩永善信さんや地元アマチュア愛好者らによる熱演が繰り広げられ、来場者らはギターの魅力を存分に味わった。
この催しは、同フェスタ実行委員会(熊谷浩昭委員長)が主催し、市教育委員会が後援。市内外の音楽愛好者らが詰めかけ、三部構成のプログラムを楽しんだ。
第一部はアマチュアの部として、地元の愛好者六人が出演。「アラビア風奇想曲」(F・タレガ)や「アルハンブラの思い出」(同)「追憶」(スペイン民謡)などで、これまでの練習成果を披露した。
第二部のプロの部には、10弦ギターの演奏家として国内外で活躍し、気仙でもおなじみの岩永さんが登場。「アンダンテ」(B・ガルッピ)を皮切りに、「組曲ニ短調」(R・de・ヴィゼー)「2つのソナタ」(D・スカルラッティ)などを巧みな演奏技術で届け、聴衆を魅了した。
第三部は、岩永さんを講師に迎えての公開レッスンを実施。アマチュア三人がプロから直接指導を受け、技法や曲に合わせた表現方法などを確認。今後の演奏に生かそうと積極的に学ぶ愛好者の姿も多く、充実した時間を過ごしていた。

【2009年(平成21年)<東海新報11月20日号>より抜粋】

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