大阪・ザ・フェニックスホール 2009年11月22日(日)午後6時開演
3年ぶりとなる大阪でのリサイタルは、あいにくの雨にもかかわらず、心待ちして下さっていた多くのファンの皆様にご来聴を頂きまして誠に有難うございました。
リサイタルに先駆けて、読売新聞(大阪・10月29日付夕刊)に岩永のインタビュー記事が掲載されました。
また、絶賛をして頂いたお客様から来年も是非この会場でという強いご要望にお応えして、2010年11月19日(金)午後7時開演で計画いたしました。
ご来聴くださいますようよろしくお願い致します。
アトレ企画 田之頭 稔
■新聞・雑誌記事

●重厚な響きの10弦ギターで、クラシック音楽に新機軸を打ち立てた世界的なギタリスト、岩永善信が11月22日、大阪市北区のザ・フェニックスホールでリサイタルを開く。古里の関西では3年ぶりで「ギターの枠に収まらない多様な音楽を楽しんでほしい」と意欲を見せる
山田 博之
大阪府茨木市出身。9歳からギターに親しみ、高校卒業後、ロンドンとパリへ留学。日本ギターコンクールやイタリア・ガルニアーノ国際ギターコンクールで優勝し、ベルギーを拠点に活動したが、「心身のバランスが崩れ、納得できる演奏ができなくなって」1990年から7年間、活動を中断した。
復帰のきっかけは、ドイツのピアニスト、バックハウスの演奏をビデオで見たこと。「すごく楽に、自然に弾いていた。僕も細かいことを気にせず、感じたものを表現しよう」と気持ちが前向きになった。
30歳の頃、一般的な6弦ギターより低音域が広く、演奏家が極めて少ない10弦ギターと出会った。「いろんな曲を編曲でき、作曲家の意図により近付ける」
今回はスペインのカサド作「無伴奏チェロ組曲」を初演する。3楽章、20分の大作を2か月がかりで編曲した。「ゆったりとして迫力があり、10弦ギターの持ち味を発揮できる」と言う。ほかにバッハ、ビゼー、サン=サーンスなどの作品を取り上げる。
精密で流麗な演奏が国内外で高く評価されるが、CDは制作したことがない。「客席と一体化できる生演奏を大事にしたい。CDは録音で生の感覚を出せるようになったら考える」とこだわり、「幅が広く、スケールの大きい音楽を追求したい」と語った。
【2009年(平成21年)<夕刊読売新聞10月29日号>より抜粋】
■アンケート
●10弦ギターの演奏を初めて聴き、6弦とは違った世界を楽しめました。国内(とくに関西)でのリサイタル開催増やしてほしい!
●響き、音色にハッとした。
●とてもよかった。CDを出して下さい!!!
●情熱のこもった演奏は心に染み通るようでした。
●真剣勝負という緊張感に惹きつけられました。演奏中と曲後の挨拶の時のお顔が別人のようでした。もっと聴きたい。
●ネットで力強さを感じて来ましたが、その通りで満足。
●岩永さんのおおらかな性格がにじみ出ている演奏でした。
●ネットで初めてお聴きしましたがとてもよかったです。感動しました!
●とても贅沢な時間でした!ありがとうございました。
●すごく良かった!ギターでこれだけの広がりのある世界があるなんて感激です。
●長く演奏活動を続けてほしい。
●10弦ギターに初めて出会い、その音色に感動しました。
●ギターの弾き方に圧倒された。
他多数