●秋も深まった穏やかな日和に、NPO法人花と文化のふるさと委員会の主催で昨年に引き続き2回目となる「花久の里サロンコンサート」が行われた。
花と音楽の館(花久の里)は、屋敷林に囲まれた長屋門や母屋、離れなど地方の旧家の佇まいを残し、訪れる人々に安らぎと懐かしさを感じさせる雰囲気を醸し出している。
この地は古くから花の栽培が盛んでコスモスやスミレなど季節の花が綺麗に咲いていた。
また、小麦粉の生産地としても有名で、名物の手打ちうどんは昔を思い起こさせる懐かしい味が好評。
サロンでは、クラシック音楽をはじめとしたコンサートを開催している。
それはあたかも18世紀にタイムスリップしたような贅沢な音の空間を作り出している。
♪♪ プログラム ♪♪
<第一部>
1.アダージョ T.G.アルビノーニ
2.プレリュード&ガヴォットT・U M.M.ポンセ
3.無伴奏ヴァイオリンソナタ 第1番 BWV1001 J.S.バッハ
アダージョ・フーガ・シシリアーノ・プレスト
<第二部>
4.ロマンスとカプリス第24番 N.パガニーニ
<質問コーナー>
5. 黄金のポリフェーモ(ギターの為の4つの断章) R.S.ブリンドル
ベン アダージョ・アレグレット・ラルゴ・リトミコ エ ヴィーヴォ
6.アメージンググレイス イギリス民謡
7.コルドバ I.アルベニス
朱色の塔
渡辺副理事長のご挨拶に始まり、司会は今回も柴田八重子さんにお願いした。
質問コーナーでは岩永氏の、ある一面も垣間見ることができ、笑いあり、感動あり・・和やかな空間を生み出していた。
アンコールでは、さくら幻想曲を弾き大きな拍手のうちに無事終演となった。
主催者から花束の代わりにワインを贈られて満面の笑みの写真を添付した。
アトレ企画 田之頭 稔