
●2013年11月16日(土}午後6時30分開演、恒例となっている岩永善信ギターリサイタルが宗次ホールにて催された。(2007年から7回目)
今年のプログラムを楽しみに期待に満ちて並んでいる観客の列から「どんなふうに弾くのだろう。」「胸がわくわくするプログラムだね。」と聞こえてきた。
プログラム1曲目はバッハのプレリュードNo3.No2&ラルゴBWV1056, アリオーソは甘く甘美な響きと岩永氏ならではの穏やかな優美な演奏が印象的で心に浸透した。2曲目はバッハのリュート組曲、3曲目はスカルラッティーのソナタ2曲。10弦ギターを最大限に表現する岩永音楽の世界が広がる。
後半1曲目はファリャの組曲「恋は魔術師」。独特の感性が開花した岩永氏の演奏。次にメンデルスゾーンの2つのヴェニスのゴンドラの歌、最後に超絶技巧の歌劇「セビリアの理髪師」は最高に盛りあがった。アンコールは3曲演奏され、岩永氏の演奏に引き込まれた素晴らしいコンサートだった。
演奏が終わり、2階ロビーは「観客と奏者とのふれあいの場」となり岩永氏に語りかける。「凄いエネルギーに脱帽です。」また初めて聞きに来た方は「素晴らしい演奏に体が震えてきました。弦の響きが目の前の岩永さんから演奏されているのに、不思議ですが宗次ホールの響きに包まれているようで、この感覚は初めてです。体の震えが何故か止まりません。神技です。」「中途半端な演奏ではなく、全身から漲る集中力と情熱、繊細な音色から迫力のある音色に感動しました。」「今日から岩永さんのファンになりました。」「異次元の不思議な世界に入り込んだ感じです。素晴らしいギター演奏に身も心も震えが止まりません。」「CD販売してないのですか。」「CD欲しいです。是非お願いします。」等など演奏を聴いた皆さんからの一言一言は、素晴らしい演奏家に賞賛を讃えるメッセージだった。
岩永氏は「ありがとう」と皆さんと握手。作品を自由に操る岩永氏の音楽が宗次ホールに鳴り響いた演奏会だった。
来年は11月30日(日)開催予定。毎年、飛躍する岩永氏の演奏に期待しCDを待ち望んでいる。
岩永善信後援会代表 井澤正子
【2014年(平成26年)<現代ギター3月号>に掲載】
今年のプログラムを楽しみに期待に満ちて並んでいる観客の列から「どんなふうに弾くのだろう。」「胸がわくわくするプログラムだね。」と聞こえてきた。
プログラム1曲目はバッハのプレリュードNo3.No2&ラルゴBWV1056, アリオーソは甘く甘美な響きと岩永氏ならではの穏やかな優美な演奏が印象的で心に浸透した。2曲目はバッハのリュート組曲、3曲目はスカルラッティーのソナタ2曲。10弦ギターを最大限に表現する岩永音楽の世界が広がる。
後半1曲目はファリャの組曲「恋は魔術師」。独特の感性が開花した岩永氏の演奏。次にメンデルスゾーンの2つのヴェニスのゴンドラの歌、最後に超絶技巧の歌劇「セビリアの理髪師」は最高に盛りあがった。アンコールは3曲演奏され、岩永氏の演奏に引き込まれた素晴らしいコンサートだった。
演奏が終わり、2階ロビーは「観客と奏者とのふれあいの場」となり岩永氏に語りかける。「凄いエネルギーに脱帽です。」また初めて聞きに来た方は「素晴らしい演奏に体が震えてきました。弦の響きが目の前の岩永さんから演奏されているのに、不思議ですが宗次ホールの響きに包まれているようで、この感覚は初めてです。体の震えが何故か止まりません。神技です。」「中途半端な演奏ではなく、全身から漲る集中力と情熱、繊細な音色から迫力のある音色に感動しました。」「今日から岩永さんのファンになりました。」「異次元の不思議な世界に入り込んだ感じです。素晴らしいギター演奏に身も心も震えが止まりません。」「CD販売してないのですか。」「CD欲しいです。是非お願いします。」等など演奏を聴いた皆さんからの一言一言は、素晴らしい演奏家に賞賛を讃えるメッセージだった。
岩永氏は「ありがとう」と皆さんと握手。作品を自由に操る岩永氏の音楽が宗次ホールに鳴り響いた演奏会だった。
来年は11月30日(日)開催予定。毎年、飛躍する岩永氏の演奏に期待しCDを待ち望んでいる。
岩永善信後援会代表 井澤正子
【2014年(平成26年)<現代ギター3月号>に掲載】