●コンサート当日は朝からよく晴れて、少し動くと汗ばむほどの陽気となりました。
開場前はいつものごとく入場待ちのお客様が列を成し、場内もほぼ満席となりました。
冒頭のバッハではやや固さも見え、どこか抑圧感も漂う演奏だったのですが、後から聞いた話によると、一時は公演中止も頭をよぎるほど、指先に負傷を抱えての演奏だったとのこと。
にもかかわらず、第一部の最後に置かれたスカルラッティでは、一転ホールは解放感にあふれる響きに包まれ、興奮の中、第一部は幕を閉じました。
それでも第二部が始まった直後は、やはり痛みが相当気になっていたと、これまた後で伺いましたが、しかし当夜の圧巻はフィナーレのロッシーニ!
実際見ていると超絶技巧の連続にもかかわらず、耳で聞く音楽はまさしくオーケストラそのもの!多彩な音色と颯爽とした音楽が展開されていました。
作品の持つ本来の魅力が生きていたと言ってしまえば、もちろんそうなのですが、そのために氏の卓越した技術と、研ぎ澄まされた感性が随所にほとばしる快演でした(*^-')b
しかし、目立たない配置ではありますが、ロッシーニの前に置かれたメンデルスゾーンも見過ごせません。特にOp.30-6のバルカローレが持つ透明な響きが、その後のロッシーニを、より一層引き立てる働きをしたと感じるのは筆者だけでしょうか(*^_^*)
また聞きたいなぁ…。
おっと、思わず心の声が出てしまいましたね(((^_^;)
打ち上げも「すさまじい」までの盛り上がりで、本当に充実した1日でした(^-^)v
「武庫川ギタークラブHP」より抜粋
開場前はいつものごとく入場待ちのお客様が列を成し、場内もほぼ満席となりました。
冒頭のバッハではやや固さも見え、どこか抑圧感も漂う演奏だったのですが、後から聞いた話によると、一時は公演中止も頭をよぎるほど、指先に負傷を抱えての演奏だったとのこと。
にもかかわらず、第一部の最後に置かれたスカルラッティでは、一転ホールは解放感にあふれる響きに包まれ、興奮の中、第一部は幕を閉じました。
それでも第二部が始まった直後は、やはり痛みが相当気になっていたと、これまた後で伺いましたが、しかし当夜の圧巻はフィナーレのロッシーニ!
実際見ていると超絶技巧の連続にもかかわらず、耳で聞く音楽はまさしくオーケストラそのもの!多彩な音色と颯爽とした音楽が展開されていました。
作品の持つ本来の魅力が生きていたと言ってしまえば、もちろんそうなのですが、そのために氏の卓越した技術と、研ぎ澄まされた感性が随所にほとばしる快演でした(*^-')b
しかし、目立たない配置ではありますが、ロッシーニの前に置かれたメンデルスゾーンも見過ごせません。特にOp.30-6のバルカローレが持つ透明な響きが、その後のロッシーニを、より一層引き立てる働きをしたと感じるのは筆者だけでしょうか(*^_^*)
また聞きたいなぁ…。
おっと、思わず心の声が出てしまいましたね(((^_^;)
打ち上げも「すさまじい」までの盛り上がりで、本当に充実した1日でした(^-^)v
「武庫川ギタークラブHP」より抜粋
〈プログラム〉
第一部
J.S.バッハ 12の小プレリュードより第3番&第2番&ラルゴ BWV1056
J.S.バッハ リュート組曲第1番 BWV996
プレリュード&プレスト/アルマンド/クーラント/
サラバンド/ブーレ/ジーグ
D.スカルラッティ ソナタ イ長調 K.208
ソナタ ニ長調 K.491
第二部
M.de.ファリャ 恋は魔術師より
きつね火の歌、魔法の輪、真夜中、火祭りの踊り
F.メンデルスゾーン 無言歌集より
2つのヴェニスのゴンドラの歌 Op.19 No.6 / Op.30 No.6
G.ロッシーニ 歌劇「セビリアの理髪師」序曲
※アンコール
36の独創的舞曲より3つのワルツ(F.シューベルト)
ライオンの行進曲(サン=サーンス)
第一部
J.S.バッハ 12の小プレリュードより第3番&第2番&ラルゴ BWV1056
J.S.バッハ リュート組曲第1番 BWV996
プレリュード&プレスト/アルマンド/クーラント/
サラバンド/ブーレ/ジーグ
D.スカルラッティ ソナタ イ長調 K.208
ソナタ ニ長調 K.491
第二部
M.de.ファリャ 恋は魔術師より
きつね火の歌、魔法の輪、真夜中、火祭りの踊り
F.メンデルスゾーン 無言歌集より
2つのヴェニスのゴンドラの歌 Op.19 No.6 / Op.30 No.6
G.ロッシーニ 歌劇「セビリアの理髪師」序曲
※アンコール
36の独創的舞曲より3つのワルツ(F.シューベルト)
ライオンの行進曲(サン=サーンス)