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岩永善信コンサート

東京都杉並区コンサート

◆コンサート情報

タイトル 岩永善信ギターリサイタル〈第27回荻窪音楽祭〉
会場 ギャラリー遊美
〒 東京都杉並区荻窪5-10-22 美好屋ビル1階[地図]
日時 11月9日(日) 
13:30〜14:30 (開演13:30)
入場料 前売:2,000円
当日:2,500円 (要予約)
主催 「クラシック音楽を楽しむ街・荻窪」の会
共催 杉並公会堂
財団法人日本フィルハモニー交響楽団
後援 杉並区
杉並区教育委員会
21世紀の荻窪を考える会
杉並文化協会
お問合わせ 03−3393−8900 (青木)
090−2522−1539(鈴木)
コンサート写真ロゴ
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◆コンサートレポート・新聞/雑誌記事・アンケート
■コンサートレポート
今日は一日雨!の予報を残念に思いながらコンサートの準備に出かけた。オーナーの青木さんとの打ち合わせも終わり本番を迎えたが、幸運な事に、その頃には雨も止み、多くのお客様にいらして頂けた。
荻窪音楽祭は、心豊かに暮らせる街にしたいという「荻窪の街おこし」として2000年にスタートし、今年で第27回目を迎える。ギャラリー遊美でのコンサートはその一環として開催された。(会場はギャラリーだけあって、著名な方々の絵画や数々の作品も置かれていて色々な意味で楽しめる。)

岩永善信ギターコンサートは、今回で2回目。(1時間程度のコンサートという事なので、休憩なしの通しで聴いて頂いた。)

第1曲目はB.ガルッピ作曲のアンダンテ&プレスト。アンダンテは一見シンプルで可愛らしい曲調ではあるが、実際は難易度が高く、演奏するには高度なテクニックを要求される曲。 それでも楽々と弾いている岩永さんの演奏を聴いて下さっている方々は、クラシックは難しい?とお感じになっていらした方も、多分、優しい気持ちでコンサートに臨まれたのでは?と思った。

第2曲目は、J.S.バッハのパルティータ イ短調BWV1013よりサラバンド / ブーレアングレーズ。バッハが唯一フルートのために作曲した曲を岩永さんがギター用に編曲。心惹き付けられるサラバンド、迫りくるようなブーレに、全曲聴きたい!と思わず思った。

第3曲目は、K.フリスネックのシューベルトの「鱒の主題による変奏曲」。シューベルトの有名な「鱒」の主題と4つの変奏とコーダからなっている。どこかで聴いた事のあるフレーズに、首を振りながら楽しんでらっしゃる方々も多かった。

第4曲目はJ.マスネ作曲「タイスの瞑想曲」とA.ピアソラ「天使の死」を2曲続けて演奏。 タイスの瞑想曲も有名な一曲で、優美でドラマチックな音楽。「天使の死」は音楽もギター奏法も目新しく面白い。興味を持って曲にのめり込んだ。

プログラム最後の第5曲目はI.アルベニスのスペインの曲Op.232よりオリエンタルとセギディーリャ。アルベニスのオリエンタルは初めて聴いたが、暗い情熱がうごめくように流れ、心奪われた。 そして、岩永さんの超絶技巧を駆使した、リズミカルで雄大な演奏のセギディーリャで、コンサートの最後を締めくくり盛大な拍手を頂いた。

アンコールはM.de.ファリャ「粉屋の踊り」とサン=サーンス「白鳥」を演奏しコンサートは終了した。
また、次回の荻窪音楽祭でも是非!とのオファーを有り難く頂き、打ち上げ会場へと向かった。



アトレ企画 鈴木朝子

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