2014年12月13日(土)午後5時30分開演ハクジュホールにて岩永善信ギターリサイタルを開催致しました。
毎年恒例となっている岩永善信さんの東京リサイタルは、今年で「15回目」の節目を迎える事が出来ました。これも、ひとえに皆様方の温かいご支援の賜物と感謝いたしております。
振り返ってみますと、岩永さんの音楽との出会いは20数年前にさかのぼります。その頃は、岩永さんが体調を崩して海外から日本に戻り演奏活動を中止していた時期。そんな中、岩永さんの演奏を知るきっかけになったのが、ふとした事で手に入れたライブのテープ。特にバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番のアンダンテに心奪われ、この様な演奏家を日本はもとより世界のもっと沢山の方々に知って聴いて頂きたい!という思いにかられたのが、岩永さんの音楽に携わる第一歩だったと思います。
毎年、大曲を編曲し素晴らしいプログラムを組み演奏し続けて行くエネルギーと、いつも「いい音楽をしたい!」と言っている岩永さん。今回も、多くの方々にご来場頂き本当に有難うございました。コンサート後の万雷の拍手と、興奮で上気されたお客様のお顔やお声が、岩永さんの渾身の演奏をお届け出来た事の安堵感となり、かつ次回へのエネルギーとなっております。
今後も皆様のご支援のもと回を重ねて、ますます輝きと深みを増す岩永さんの音楽を皆様と共に見守り、一ファンとして応援していきたいと思っております。
アトレ企画 鈴木朝子
毎年恒例となっている岩永善信さんの東京リサイタルは、今年で「15回目」の節目を迎える事が出来ました。これも、ひとえに皆様方の温かいご支援の賜物と感謝いたしております。
振り返ってみますと、岩永さんの音楽との出会いは20数年前にさかのぼります。その頃は、岩永さんが体調を崩して海外から日本に戻り演奏活動を中止していた時期。そんな中、岩永さんの演奏を知るきっかけになったのが、ふとした事で手に入れたライブのテープ。特にバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番のアンダンテに心奪われ、この様な演奏家を日本はもとより世界のもっと沢山の方々に知って聴いて頂きたい!という思いにかられたのが、岩永さんの音楽に携わる第一歩だったと思います。
毎年、大曲を編曲し素晴らしいプログラムを組み演奏し続けて行くエネルギーと、いつも「いい音楽をしたい!」と言っている岩永さん。今回も、多くの方々にご来場頂き本当に有難うございました。コンサート後の万雷の拍手と、興奮で上気されたお客様のお顔やお声が、岩永さんの渾身の演奏をお届け出来た事の安堵感となり、かつ次回へのエネルギーとなっております。
今後も皆様のご支援のもと回を重ねて、ますます輝きと深みを増す岩永さんの音楽を皆様と共に見守り、一ファンとして応援していきたいと思っております。
アトレ企画 鈴木朝子
<<プログラム>>
第一部
1) B.ガルッピ アンダンテ & プレスト
2) J.S.バッハ 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
アルマンド / クーラント /サラバンド / ブーレ アングレーズ
3) K.フリスネック シューベルトの「鱒」の主題による変奏曲Op.15
第二部
4) A.ピアソラ 天使の死
5) J.マスネ タイスの瞑想曲
6) I.アルベニス 組曲 スペインの歌 Op.232
プレリュード ( アストゥリアス )
オリエンタル
椰子の木陰
コルドバ
セギディーリャ
● アンコール M.de.ファリャ 粉屋の踊り
E.プジョール くまん蜂
C.サン=サーンス 白鳥
第一部
1) B.ガルッピ アンダンテ & プレスト
2) J.S.バッハ 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
アルマンド / クーラント /サラバンド / ブーレ アングレーズ
3) K.フリスネック シューベルトの「鱒」の主題による変奏曲Op.15
第二部
4) A.ピアソラ 天使の死
5) J.マスネ タイスの瞑想曲
6) I.アルベニス 組曲 スペインの歌 Op.232
プレリュード ( アストゥリアス )
オリエンタル
椰子の木陰
コルドバ
セギディーリャ
● アンコール M.de.ファリャ 粉屋の踊り
E.プジョール くまん蜂
C.サン=サーンス 白鳥
■新聞・雑誌記事

●国内有数の10弦ギター奏者として活動を続ける岩永善信が、名古屋・宗次ホール(2014年11月30日)と東京・HakujyuHallで、恒例の同一プログラムによるリサイタルを開催した。
岩永のコンサートは、熱狂的なファンが多数詰め掛けることと、自編を中心とする一捻り加えた独自のレパートリー構成で知られているが、当夜もイタリヤ古典期の作曲家バルダッサーレ・ガルッピの2つの鍵盤ソナタからの断章を組み合わせた《アンダンテとプレスト》、バッハのフラウト・トラベルンのための《無伴奏フルート・パルティータBWV1013》や、最近は実演に接する機会の少ないカール・フリスネックのギター曲《シューベルトの「鱒」の主題による変奏曲》などの珍しい作品が並んだ。ピアソラとマスネを挟んで、掉尾を飾ったアルベニスでは、出版社の意図により改題編纂された《スペイン組曲Op.47》ではなく、作曲者本来の構想に基づく楽曲配列である《組曲「スペインの歌」Op.232》を敢えて採り上げ、全5曲を披露した。
プログラム:アンダンテとプレスト(ガルッピ)、無伴奏フルートのためのパルティータ・イ短調BWV1013〜アルマンド、クーラント、サラバンド、ブーレ、アングレーズ(バッハ)、シューベルトの「鱒」の主題による変奏曲Op.15(フリスネック)、天使の死(ピアソラ)、タイスの瞑想曲(マスネ)、組曲「スペインの歌」Op.232〜前奏曲[アストゥリアス]、オリエンタル、椰子の木陰、コルドバ、セギディーリャ(アルベニス)
[2014年12月13日/東京・HakujyuHall]
【2015年(平成27年)<現代ギター4月号>より抜粋】
岩永のコンサートは、熱狂的なファンが多数詰め掛けることと、自編を中心とする一捻り加えた独自のレパートリー構成で知られているが、当夜もイタリヤ古典期の作曲家バルダッサーレ・ガルッピの2つの鍵盤ソナタからの断章を組み合わせた《アンダンテとプレスト》、バッハのフラウト・トラベルンのための《無伴奏フルート・パルティータBWV1013》や、最近は実演に接する機会の少ないカール・フリスネックのギター曲《シューベルトの「鱒」の主題による変奏曲》などの珍しい作品が並んだ。ピアソラとマスネを挟んで、掉尾を飾ったアルベニスでは、出版社の意図により改題編纂された《スペイン組曲Op.47》ではなく、作曲者本来の構想に基づく楽曲配列である《組曲「スペインの歌」Op.232》を敢えて採り上げ、全5曲を披露した。
プログラム:アンダンテとプレスト(ガルッピ)、無伴奏フルートのためのパルティータ・イ短調BWV1013〜アルマンド、クーラント、サラバンド、ブーレ、アングレーズ(バッハ)、シューベルトの「鱒」の主題による変奏曲Op.15(フリスネック)、天使の死(ピアソラ)、タイスの瞑想曲(マスネ)、組曲「スペインの歌」Op.232〜前奏曲[アストゥリアス]、オリエンタル、椰子の木陰、コルドバ、セギディーリャ(アルベニス)
[2014年12月13日/東京・HakujyuHall]
【2015年(平成27年)<現代ギター4月号>より抜粋】
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