岩永善信ギターリサイタル・コンサートリポート　ＩＮ　旧善通寺偕行社

平成29年10月21日（土）　雨　

今年で第４回を迎える、旧善通寺偕行社でのギターリサイタルは、運悪く台風２１号の接近に伴い朝からの雨にも関わらず、矢張り岩永善信ファンは天候に左右されなかった。 また、明日は衆議院議員の選挙も重なり一時は客足の心配もしたが徒労に終わった。
　今年のメインは『アルルの女』第２組曲を全曲１０弦ギターの編曲とあって、観客の期待も半端ではなかった。その前に弾いた『ホーム　スイート　ホーム』でホッとさせて、『アルルの女』の演奏に入ると、息を堪えて真剣な表情で聴いていたが、第４曲　ファランドールに代わると、あれっ何処かで聴いた事のあるような・・・・と言う一寸ざわついた様な雰囲気が感じられ、最後まで聞き逃すまいと会場全体が岩永さんのオーラーに包まれ、台風を吹っ飛ばすほどの熱気で幕を閉じた。

 

　　〜　プログラム　〜

第１部

１．      スペインのフォリオの主題による変奏曲

主題　：　第2，５，１０，１７，２０，２６，２７，２８，３０，３１（Ｍ．マレー　Marin Marais, 1656〜1724）

２．      シチリアーノ

(M.T.von  パラダイス. 　Maria Theresia Paradaies 1759〜1824) 

3.　　無伴奏チェロ組曲　第３番　　ＢＷＶ1009

          プレリュード・アルマンド・クーラントサラバンド・ブーレ�T/�U・ジーク （Ｊ.Sバッハ　Johan Sabastian Bach  1685〜1750）

 
                〜〜〜　休　憩　〜〜〜

第2部

４、　11月のある日

　　　　　（L　ブローウエル　Leo Brouwer 1936〜　　　）

５、　ホーム　スイート　ホーム　（埴生の宿）

　　　　　（Hビショップ　Henry Rowley Bishop  1786〜1856）

６、　『アルルの女』第2組曲

　　　　　　第１曲　パストラール

　　　　　　第２曲　間奏曲

　　　　　　第3曲　メヌエット

　　　　　　第4曲　ファランドール

　　　　　（Gビゼー　Georges Bizet  1838〜1875）

　　アンコール　

　　　　　アメージング　グレース

 

　　　　　　　　文　オリーブコンサート実行委員会　委員長　太田　修）