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岩永善信コンサート

東京都渋谷区コンサート

◆コンサート情報

タイトル 岩永善信ギター・リサイタル
会場 ハクジュホール
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5[地図]
日時 12月9日(土) 開場17:00  開演17:30
入場料 前売:4,000円
当日:4,500円 (全席自由)
主催 アトレ企画
後援 スペイン大使館
チュニジア共和国大使館
日本アジアギター教育協会
チケット取扱先 e+ イープラス
http://eplus.jp [パソコン・携帯]
ファミリーマート[直接購入]
アトレ企画
  E-メール:okaz@mth.biglobe.ne.jp  
  Fax:03-5996-5333
お問合わせ アトレ企画
TEL:090-2522-1539
FAX:03-5996-5333
E-メール:okaz@mth.biglobe.ne.jp
チラシはこちらから≫ 表面 裏面(jpgファイルが開きます。)
コンサート写真ロゴ
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◆コンサートプログラム

◆コンサートレポート・新聞/雑誌記事・アンケート
■コンサートレポート

2017129日(土)ハクジュホール

 マレーの「スペインのフォリアの主題による変奏曲」から始まる。軽やかで、内声がよく響き、ポリフォニーが鮮やかに表現されている。変奏曲間の対比も見事で、変奏曲のもつ面白さが際立つ。

パラディスの「シチリアーノ」では、物憂い感じが、ギターに合うなと思う。やはり、内声がよく聞こえてきて、心地いい。装飾音も綺麗だ。

バッハ「チェロ組曲3番」:全曲を一気に弾き通した。チェロのように弾くのではなく、弦楽器としてのいい部分に、チェンバロなどの鍵盤楽器の要素も含めて、10弦ギターならではの響き、表現を作っている。各舞曲の対比、全体の構成も見事だが、サラバンドと最後のジーグに岩永さんの情熱を感じた。

後半は(珍しく?)、ギターのオリジナル曲であるポンセの「南のソナチネ」。改めて、ギターにもいい曲があるなと思う。開放感のあるカンポ。ピッチカートの旋律が綺麗。コプラは瞑想的で、ギターならではの表現が際立つ。最後のフィエスタは、息つく暇もないが、ラスゲアードが華やか。

 最後は、本日の目玉である「アルルの女第二組曲全曲」。オーケストラの曲をギターで全曲演奏するなど、常人では考えも及ばないが、見事な演奏だった。改めて、「ギターは小さなオーケストラだ」という言葉を思い出した。ギターが、どこまでオーケストラに近づけるかということではなく、ギターすでにオーケストラであるということだ。ポリフォニー、シンフォニーを奏でることのできる楽器。もちろん、岩永さんだからできるのであるが、その可能性を充分証明したリサイタルだった。

岩永さんに続くギタリスト達にとって、ビゼーの音楽が、ギターのレパートリーにこれからなって行くんだろうという予感。

ギターの音楽が豊かになり、ギターがビゼーの音楽を豊かに表現する。

 アンコールは、ブローウェルの「11月のある日」、ファリャの「粉屋の踊り」、「アメイジングブレイス」。粉屋の踊りは、いつも蒸気機関車が加速していく情景を思い浮かべてしまう。

 今年も、リサイタルに来れてよかった。岩永さんに感謝。

                         ( 八木寛朝 )

■アンケート

●「アルルの女」魂の叫びの様な力強さ、生命力の強さを感じました。(?歳女性)

●広範囲の選曲で面白く、ドラマティックで迫力があり良かったです。(?歳女性)

●バッハ(無伴奏チェロ組曲3番)引き込まれました。神が降りた!!

●ギターの音色が言葉をもって語っているようで本当にすごいと思います。(47歳女性)

●アルルの女、また是非聴きたい!!CD出ませんか?(?歳女性)
                         

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■新聞・雑誌記事


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